第二話 ストライキのクリスマス

前の記事の続きです。

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北駅の連れ込み宿で、ホテルのネオンを頼りに地球の歩き方初版を読んだ。

それまでは、地球の迷い方と馬鹿にしていた本であるが、このときは持ってきてよかったと感謝した。

それによると、手ごろな値段で日本人がいるホテルを見つけた。

場所はルーブル界隈。最高の立地条件である。

さっそく電話をかけるとすぐ日本人に代わってくれた。

今の状況を説明すると、今空き部屋があるのでこちらに来ないかと言う。

クリスマスの数少ないタクシーに乗り、ホテルを移った。

そこで、今のパリの状況を聞いた。

それによると、私が乗った列車は特別に動いたようである。

モスクワからの国際列車が功を奏したようである。

パリ発のTGVですら、現在動いてないという。

これは暫くパリで滞在となる。

この時の旅行はフィレンツェやベネチアをメインに動く予定だっただけに困ったこととなった。

部屋でのんびりしていても退屈なので、歩いてノートルダム寺院に向かった。

クリスマスだから、ここ以外は人通りが少ないのに、教会の中は身動きとれないくらいで混んでいた。

ミサでは、ワインにつけたパンがふるまわれ、キリスト教徒のクリスマスを感じることができた。

ストライキのおかげで、普通なら入れないクリスマスミサに参加できたわけである。

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写真は最近のものです。

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