熱気球に挑戦

ホテルを出たの朝4時すぎ。
こんな時間に本当に迎えが来るのだろうと思っていたが、すこし遅れてやってきた。
ポートダグラスから霧の山道をマリーバに向かう。
1時間ほどで、マリーバの町に着いた。
そこにはたくさんの人が集まっていた。
熱気球、一日何人の人が乗るのだろう。
気球会社も二つあるらしい。
気球一つに20人くらい乗れる。
浮かんでいた気球は6,7個。
実はひとつ気になることがある。
乗る前に徴収された保険金、ひとり25ドル。
何の説明も受けずに払ったが、
もしもの時、誰が受け取るのだろうか。
実は私は高いところが嫌いだ。
乗りたくはなかったが、家族みんなが乗るという。
もし、落ちたら私だけなる。
一人残されるのであれば、いっそ一緒に落ちた方がいいと思い、決心した。
ケアンズから車で約1時間。
たった1時間動くだけで、景色が変わる。
熱帯雨林の森林が乾燥帯の雰囲気をもつ森林に代わる。
乾燥しているだけでなく気温もぐっと下がる。
朝だと日本の冬の恰好が必要となる。
温度差を利用して浮かぶ熱気級は、気温の低い朝がベストコンディション。
夜明けを前に、空に浮かびはじめる。
静けさの中に、ゴァーという空気を暖めるバーナーの音だけが響く。
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夜が明けてくる。
撮影していると、今どこにいるのかわからなくなる感じである。
夜明けと霧のコラボレーション。
何かが降臨してきそう。
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空中浮遊が終わり、気球がおり始める。
朝露に濡れた牧場の土は赤い。
朝日に照らされて、さらに赤くなっている。
熱帯の土は、ラトソル。酸化アルミニウム、いわゆるボーキサイトを多く含んでいるので赤い。
一度服に付くと、なかなか取れない。
気球の撤収は乗っていた乗客が行う。
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この時はいていたズボンはもう使い物にならなくなってしまったが、
思い出としてまだ捨てないで残っている。
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