一番暑い観光をしたのがアンコールワット
毎日、暑い日がつづいています。
大体はちょうどこのころが我が家の旅行時期なので、今頃の日本の暑さは久しぶりである。
このころ行っている旅行先は東南アジアが多いので、結局暑さを味わうところが違うだけである。
いろいろこの時期行ったところで一番暑かったと思い出すところはアンコールワットである。
若いころから40歳くらいまで野球をやっていたのにで、普通の人より暑さに強いと思うのだが、アンコールワットの暑さは異常であった。
物売り撃退法
暑いのはしかたないが、その中でうろつき回られるとだんだんウザく感じてくるのが物売り。
物売りの多くは、アンコール遺跡のポストカードや写真集である。
「どうしてこんなに安いのに買わないのか信じられない」といわれることが多い。
そこで、私は次のように答えていた。
カメラを見せて、「私は日本で有名なカメラマンである。だから、買う必要はない。」
相手もそれくらいではひるまず、「名前は何と言うのか。」聞いてくる。
私は答える。
「名前はフーテン。」
相手はしばらく悩んで、「知らない。」と答える。
そこで、私は言う。「フーテン。覚えておくように。日本では有名だから。」
大体は怪訝そうな顔をしながらも諦める。
しかしすぐ後、別のものを買わないかと勧めてくる。
さすがである。
このおばさんの横にいた人は、さらにすごかった。
1ドルで私を撮らないかと。
おばさんである。
おねえちゃんではない。
お互い笑って撮らずに分かれた。
今から考える撮っておいてネタに良かったと思う。
この暑いアンコールワットのある街、シュリムアップ
夜になると過ごしやすくなる。
夜の暇つぶしはマーケットの冷やかし。
何を買うでもなく、ふらふらする。
撮った後、逆にありがとうと言われた。
二人ともに。
アンコールワットのおばさんとは対照的な娘さん。
カンボジアはまだまだ大丈夫である。