どこかに行きたいなぁ〜旅行記〜

定年バックパッカー

アスタム村にあるホテル「はなのいえ」


はなのいえはアスタム村にある。日本人がアンナプルナが見えるホテルとして作った。部屋の中は質素である。食堂とは別棟に暖炉がある建物もある。宿泊代金は三食付。周りは棚田が広がっています。カミさんはネパール料理の講習を受けます。薪で沸かした五右衛門風呂が用意されていました。

はなのいえはアスタム村にある。

ポカラの北、20キロほどのところにある。

ダンプスやオーストラリアンキャンプという有名どころのトレッキングポイントと同じ尾根の上にある。

トレッキングの際の宿としても使われている。

 

日本人がアンナプルナが見えるホテルとして作った。

そのおかげで日本人にとってリラックスできるホテルである。

病み上がりの私にとってすごく助かる。

何かあったときのことを考えると安心感がある。

 

丘の上からは麓の村が見渡せる。

 

石造りの建物が印象的である。

 

 

部屋のある建物は五つ。

一つが二部屋に別れている。

ホテルの中は段差があり、上下運動ですぐ息の切れる私にとって辛い。

部屋の中は質素である。

山小屋風といったところか。

面積は広い。

 

バルコニーがあり、そこから山が見える。

残念ながらいったときは雲に隠れて見えなかった。

もう少し暑い季節だと、風に吹かれて気持ちがいいだろう。

 

バルコーニからお隣を眺めるとこんな感じ。

泊まった日は不在であった。

 

窓からの景色。

もう一段上の建物からだと、前の木が気にならないのだが・・

かといって、切るわけにはいかないのだろう。

 

風呂はシャワーのみ。

ただ、共同風呂として五右衛門風呂がある。

風呂好きにはそちらの方が楽しいだろう。

トイレ、洗面所はこんな感じだが・・

 

中に木が植えられている。

こんなホテル初めてである。

 

部屋に備えられいるテーブルと椅子。

座椅子の様な椅子である。

 

枕元のテーブルには。停電に備えてろうそくが置かれている。

このろうそく自家製とか・・

手作り感満載のろうそくである。

LEDの懐中電灯もあったが、付かなかった・・

つけ方がわからなかったかも。

 

ホテルについて、早速昼ごはんに呼ばれた。

三食付きのオールインクルーシブである。

ここの料理は日本食がメイン。

作るのはネパール人のおじさん。

 

 

味噌汁もついていた。

味噌も自家製である。

なんとも、ネパールの山奥で美味しい味噌汁に出会えるとは・・

 

デザートはみかん。

これも日本的といえば、日本的。

ポンカンみたいな味であった。

 

食堂とは別棟に暖炉がある建物もある。

残念ながら、私のいる間、火が入ることはなかった。

 

さて、周りに何もないところ。

これから何して過ごしましょうか。

悩ましいところである。

 

宿泊代金は三食付きで

シングル 125 USD/部屋/泊 ツイン 200 USD/部屋/泊 税、サービス料別となります。

 

昼食後、ホテルの近所を散歩です。

畑仕事のおばさん。

 

ヤギがたくさん飼われています・・

野良ヤギかも・・

柵がないので好き勝手に草を食べてます。

畑仕事していたおばさん、ヤギが気になるようです。

植えている野菜を食べられるので追い払います。

ただ、過激なことはしません。

そのため、ヤギは人間ナメきってます。

 

すぐ近くまで近寄っても警戒心無し。

サボテンの身を食べてます。

 

周りは棚田が広がっています。

まだ乾季なので米は植えられていません。

のんびりした風景です。

都会から来た人にはたまらない風景でしょうね。

 

水牛が飼われていました。

流石にこれは繋がれています。

 

ホテルの畑です。

食事に使われる野菜は自家製とか。

丁寧に手入れされています。

 

村人の家・・

茅葺がまだまだ残っていました。

山の上では水が貴重で、雨水をためています。

 

鶏小屋。

卵も自家製。

そして、この中の一匹が今晩の食卓にのぼるかも・・

 

のどかな雰囲気ですが・・

暇を持て余してしまいます。

もっと遠くまで行きたいのですが、自分の体力を考えるとこれぐらいで・・

 

ホテルに帰ると、ミルクティが出ました。

ミルクはヤギの乳。

濃厚です。

 

 

カミさんはネパール料理の講習を受けます。

今晩の夕食の手伝いというところでしょうか・・

 

私は全く役に立たないので、キッチンから退散です。

 

 

キッチンにかかっていたネパールのカレンダーのようなもの・・

数字すら判読できず・・

なんなんでしょうね。

 

カミさんが料理教室を受けている間、することもなく・・

ボケーと景色眺めてました。

これが本当の贅沢なんでしょうね・・

 

残念ながら、ヒマラヤの山は見えませんが・・

 

 

 

麓の村が見えます。

そろそろ夕飯時か、家から煙が出始めました。

まだ、薪を使っている家が多いようです。

 

このホテルでは、薪で沸かした五右衛門風呂が用意されていました。

フタを外して入ろうとしたのですが。まさに熱湯。

しばらく水で薄めていたのですが、なかなか温度が下がりません。

気合を入れて、入ってみたのですが、10秒も中に入っておれず・・

まさに、ダチョウ倶楽部の竜兵です。

底には板が敷いてあるかと思ったら、ブロックのようなものがゴロゴロ敷いていました。

 

 

風呂から出ると、夕食です。

ピーナッツが出されました。

これ、日本で食べるものとは別物です。

ヒーナッツ自体に味がある上に、少しスパイスが入っている感じです。

さらに、砂肝・・

先ほど見た鳥さんでしょうか・・

一緒に出されたロキシーが腹にしみます。

ネパールの酒、ヒエ焼酎です。

うまいのですが、二杯目飲もうとすると、カミさんにストップかけられました。

ホテルな内は坂が多いので、危ないとのこと。

確かに・・

さらに山の上だから、酔いが早そうです。

 

 

いよいよ、カミさんが手伝ったダルバートが出て来ました。

カミさん曰く、塩を使いすぎだとか・・

確かにネパールに来てから、食べるもの、全て味が濃いです。

おかわりを注いでくれますが、私はこれだけで十分。

酔いも回って幸せです。

 

 

部屋に帰ると、すること無し。

明日の朝早起きするために、寝ることにしました。

夜明けは雲がなくなり、山がよく見えるとか・・

楽しみです。

 

夜中の3時、目が覚めたので外を眺めると、白い山が見えます

一気にテンション上がります。