ホテルから出発。
振り返ると、白い山が名残り押しそうに・・
途中、いくつかの小さな村を通ります。
村というより、家が数軒集まっているだけですが・・
遠くに霞んでいる街を目指します。
ホテルの人の話では麓の町まで一時間半程とのこと。
写真を撮りながら・・
なおかつ、私の体ですから、もっとかかる予定。
ホテルから歩いてしばらくすると、バス停らしきものが・・
たくさんの人が車を待って居ます。
この道をバスが走るなんて・・
まず、考えられません。
歩いても、歩いても、標高が下がりません。
棚田になっている風景は素晴らしいのですが・・
この風景がしばらく続きます。
標高が下がってくると、山の見え方が少しずつ変わってきました。
見上げるという感じです。
しかし、降っても、降っても、石がゴロゴロの道が続きます。
下を見ながら歩かないと転びそうです。
さらに、日差しがきつくなってきて、暑いです。
先ほどまで、寒いくらいだったのに・・
フリースを撤収です。
下から見上げる山もいい感じです。
ただ、朝から比べると霞んできました。
半分くらい降ったでしょうか・・
林の中に入りました。
日差しがなくなり涼しくなったかと思うと、寒く感じ始めます。
日向と日陰の気温差が激しいです。
まだまだ、山が綺麗に見えます。
むしろこれくらいの角度の方が山は綺麗かも・・
ただ、霞んでいるので残念・・
途中、農家の庭先。
ストレスフリーの生活をして居ます。
いい感じの村です。
ここに住んでいる人は毎日山を見て過ごしているのでしょうね。
当たり前の風景・・
贅沢な環境です。
ただ、生活は大変そうです・・
私たちを見かけて、この村から少年が出てきました。
なんかちょうだいと催促してきます。
ここを歩く人が何かあげているのでしょうね。
残念ながら、何も持っていないので、ごめんなさいです。
店がありました。
水などはここで買うことができるようです。
店番に爺さんが暇そうに座って居ました。
よくバイクに追い抜かれました。
主な生活の足はバイクタクシーのようです。
振り返ると、山ががんばれよぅと語りかけてくれます。
この頃からかなり足が辛くなってきました。
まだまだ道は続きます。
ただ日陰が増えてきたので、暑さはしのげます。
振り返っては山を眺めます。
下から見上げる角度が大きくなってきました。
かなり降りてきたようです。
下から車が上がってきました。
乗っている人を見ると、ホテルの客のようです。
ゆっくりゆっくり、歩くスピードで登って行きました。
後ろからトラックが・・
荷台にバス停らしいところにいた人が乗っています。
ということは・・
これがバスのようです。
街が大きく見えるようになりました。
もう少しです。
頑張ろう・・
最後の坂道・・
これを抜けると麓の町です。
そこにはホテルから予約を入れた車が待っているはずです。
無事、予約していた車に出会え、荷物を預けていたポカラに向かいます。
荷物を預けていたところは。「たべものや」という名の蕎麦屋さん。
せっかくなので、評判のそばをいただくことにしました。
天ぷら蕎麦にしてみました。
いい感じで揚がっています。
この店の日本食レベルも高い。
ただ、お値段が・・