マラケシュ旧市街
さて、ホテルで休憩した後は、いよいよマラケシュ観光です。
ところで、マラケシュの街って・・
ちょっと。おさらいです。
旅行に出る前は、私としては、カサブランカの方がメジャーだったのですが・・
調べれば、調べるほど、マラケシュが魅力的な街に思えて来ました。
まずは、簡単な説明をば・・
マラケシュとは
マラケシュは、ベルベル語で「神の国」 と呼ばれるそうな・・
ちなみにベルベル人とはサハラ砂漠に住む民。
ホテルのスタッフの中にもベルベル人いました。
気候はステップ気候。
雨は全く降らないというわけではなく、少しは降ります。
山が近いので、海岸にあるカサブランカより多いようです。
人口はおよそ90万人で、カサブランカとラバト、フェズにつぐモロッコ第4の都市です。
マラケシュの観光のメイン旧市街(メディナ)は、東西2km、南北3kmの城壁に囲まれ、北アフリカでも最大の規模だそうです。
メディナとは
「よそ者は一度入りこんだら必ず迷う」
「犯罪者の巣窟」
ちょっと怖いイメージがあります。
もともとメディナとは一般の「都市」を表す言葉でした。
それがモロッコがフランス植民地となり、新しい街が建築され、昔からの街をメディナと呼ぶようになりました。
細い通りが蜘蛛の巣のように張り巡らされるメディナは、よそ者にとってはまさに迷路。
しかし、その中をさまよえばイスラムの世界が見えてくると言われています。
でも、絶対迷うし・・
が、現在、GPSという文明の利器があります。
これを使って、
メディナへ、いざ出発です。
ホテルを出ると、さっそく、お誘い。
絨毯屋さんです。
見ていかないかというので・・
明日ねと答えておきました。
多分、明日も同じ返答になると思う。
グーグルマッブはこのコースを教えてくれます。
まだ、ヒビっているので、少しずつ写真を撮っていきます。
だんだん人通りが増えて来ました。
歩く女性が、イスラム世界に来たことを実感させてくれます。
現在、ラマダン中。
おかげで、人出は少ないようです。
しかし、日差しがキツイ。
屋根があるところはホッとします。
フナ広場に出て来ました。
意外に、あっさり到着しました。
たくさんの屋台が出ていると思ったのですが、それほどはありません。
ここは暗くなってから賑わうようです。
ラマダン中だし・・
暑いので、とりあえず休憩です。
レストランも空いています。
注文は、噂のオレンジジュース。
生搾りです。
安くて、美味しい飲み物です。
広場を行き来する人を眺めながら、まったりです。
よく、ここまで来たものだ・・
フナ広場で、ATMでお金をおろそうと思ったのですが・・
どうも調子が悪いようです。
ATMの画面が割れてたりして・・
ちょっとやばい雰囲気なので、他のところを探します。
帰り道は別の道で帰ります。
途中、横道に逸れてみました。
少し、心に余裕ができて来ました。
すると、こんな路地を発見。
ホテルの入り口でしょうか。
青い色が鮮やかです。
空港から来たとき、車を降りた広場に来ました。
ここの広場の雰囲気はフナ広場と違って、観光地的です。
なんか、ホッとする雰囲気。
グーグルさんが教えてくれたATM見つけました。
日本円で二万円ほどおろしました。
これでやっと買い物ができます。
フナ広場も確認できたし・・
お金も手に入ったし・・
ホテルへ帰ります。
相変わらず、ややっこしい道・・
ちょっと迷いながら帰ります。
途中、お猫様に挨拶。
不審人物的に見て来ます。
写真撮ろうとするのですが、目を合わせてくれません。
足にはスリスリしてくるのですが・・
壁の中に子猫発見。
誰か飼っているようです。
最初の夜はホテルに夕食を頼んでおきました。
ハリラスープです。
モロッコの有名なスーブ。
いろいろな野菜が入っています。
断食明けに飲むスープとか・・
優しい味で、食欲が湧きます。
クスクスです。
世界一小さなパスタとか。
野菜が特に美味しい。
日本で食べる野菜とは別物です。
どうして、こんなに美味しいのか・・
感激ものでした。
皿に取り分けてみると、確かにつぶつぶです。
これが、バスタとは・・
味はいいのですが、口の中がパサパサします。
ビールを飲みたいところですが・・
ここはイスラムの国。
さらにラマダン中。
我慢しました。
デザートです。
桃が入っています。
シロップで煮てから、冷やしています。
いやぁ、美味しいです。
このホテル。
レストランでやっていけます。
おばさん一人で作っているのですが、やるもんです。
モロッコ料理、それほど期待していなかったのですが・・
脱帽です。
これで、ビールがあれば・・