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メキシコ日記 8 突然ですが、30年前に戻ります 

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イタリア旅行記を中断します。

以前載せた30年前のメキシコ日記の続きが突然見つ借りました。

圧縮して保存していたバックアップデータの中からです。

探し物は見つからなかったけど、こちらの方がもっと嬉しかった。

自分でも懐かしいので、メキシコ日記に追加します。お付き合いください。

 


メキシコシティからカンクンへ

メキシコシティのホテルをチェックアウト

今日も早起きである。

4時に起床。

完全に老人の生活である。

今日はカリブ海に面したリゾート地、カンクンにホテルを移動する日である。

荷物の整理をさっそく始める。

ベッドの横のテーブルに置いていた目覚まし時計がずっとなくならなかったし、一眼レフ
のオートフォーカスのカメラも大丈夫であった。

このホテルは従業員の躾がよくできている。

5時にフロントに降りていこうとしたらエレベーターが全て壊れている。

しかたないので8階から階段で下りる。

コーヒーを飲みたいのだがと言うと、400Mほど歩くとオールナイトのファミリーレストランがあると言う。

人通りがぜんぜんない道をおそるおそる歩き、レストランに着く。

客は広い店内に一組だけである。メインストリートに面したテーブルに座って、通りを歩く人を見ていた。

まだ、暗いのに結構人が動いている。

それとも夜の仕事の帰り道だろうか。

アベックもいる。

朝食の定食を頼んだのだか、結構、量が多い。

オニオンスープをひさびさ食べる。

日本では一度も食べない代物である。

どうせホテルに戻っても後はチェックアウトするだけだから、ここでコーヒーを何杯もおかわりして時間を潰した。

1時間ほどそこにいて、ホテルにもどり勘定も全て終わらし、タクシーを頼んで、部
屋に戻る。

今度はエレベーターは手動にしてボーイが運転している。

階をスペイン語で言うとうけた。

うまくなったねと言われたようである。

エレベーターボーイは以前僕にスペイン語の数字だけ教えてくれた人だったからである。

荷物をすべて確認して部屋を出る。

ここのホテルの居心地のよさに感謝して、ベッドメーキングのチップは奮発した。

ホテルの玄関からタクシーに乗るとき、ボーイだけでなく、フロントの人も見送ってくれる。

また、来るからね、と言うと、また来てよ、っと返事が返ってくる。

楽しい人達であった。

タクシーの運転手にいいホテルだとか、メキシコはいい所だなどと知っているかぎりのスペイン語を話すと、空港に着くまでの20分間ずっと僕に話しかけてきた。

僕は相槌を打っているだけだったが、まるでスペイン語が話せるような錯覚に陥ってしまった。

薄明るくなった高速道路を走っていると、まるで東京で羽田に向かってタクシーを走らせているように感じる。

メキシコシティ空港

もう、空港は慣れたものである。

これで、ここに来たのは4度目だからである。

不信な人間は建物の中にはいれないように警察官が立っているので、乗客たちは荷物も置いたまま買い物を行ってしまったりして、安心している。

僕も真似て、荷物を置いたまま、椅子から離れて、コーヒーを飲んだりしたが、やっぱり荷物が気になるので、荷物のほうばかり見ながら、スナックでコーヒーを飲むはめになってしまった。

荷物が2つになって面倒なので、一つ大きなショルダーバッグはチェックインの際に預けることにした。

ちょっと不安だが、まんざらこの国は言われるほど治安は悪くない。

セキュリティを通って、搭乗待合室に入る。

以前にも書いたが、こちらの方がロビーより賑やかである。

この前の時は、きたない恰好をしていて気まずい気持ちがしたが、今日はひょっとしていいレストランに入るかもしれないと思ったので持ってきていた、白っぽいブレザーを着ているので、気持ちも軽い。

いろいろ店を冷やかしてまわる。

メキシコの唯一のブランド、アカジョーもここに店を出している。

一つ買おうかと思ったが、値段は日本と同じ位して高い。

結局、荷物にもなると思い諦める。

ふらふらしていると日本人の若い女性を見つけたので、声をかけたが、相手にしてくれなかった。

しばらくして飛行機への搭乗案内がある。

 

メキシコ観光の副社長からのリクルート

乗り込んで席につくと、また一人日本人らしい女性がいる。

つい、スペイン語で日本人ですか?、と尋ねると、

ばかねぇ、日本人に英語で話しかける人がいますかぁ、

と返事が戻ってきた。

あれ、僕はスペイン語で言ったのだが・・・・?

これが切っ掛けで話しが始まった。

席を移動して彼女の隣に座って話すことになる。

いろいろ話しを聞くと、彼女はメキシコ観光という観光会社の社長夫人であった。

長い間、アメリカを放浪した結果、今の旦那と一緒になったと言う。

子供が幼稚園の歳になったので、気分転換を兼ねて、月に一度ガイドを引き受けるそうである。

今回は日本からの新婚旅行のカップルの案内だそうである。

どうせ、ホテルの部屋に入ったら出てこないから楽な仕事であるという。

メキシコの情報もたくさん貰った。

今までの僕の行動は非常にラッキーだと言う。

たとえば、今日、僕が朝食べたレストランの近くで、つい最近日本人が刺されたそうである。

二人で歩いていたのにである。

う〜、桑原、クワバラ。

いろいろ旅行社の裏側なども教えてくれる。

ガイドに入る買い物を案内した店からのバックマージンはいくらとか、旅行社で買った切符の値段とか、ホテルの料金の仕組みとか面白い情報が入ってくる。

そんな話しをした後、彼女から勧誘を受けた。

なんの勧誘かというとガイドとしてメキシコに住み着かないかと言う。

日本で働いているよりも、こちらでのんびり日本人相手のガイドをしていた方が実入りはいいし、メイド、プール付の家に住めるという。

ぐらっと心が動いたが、まあ考えておきますと返事をすると、連絡先だけ教えてくれた。

気が向いたらいつでもどうぞっと言うことである。

今、彼女の会社でも日本を飛び出してきて、スペイン語の勉強中の社員がいるという。

メキシコで豪華な暮らしをしようと思ったら、10万円月にあればいいと言う。

一軒屋で、メイドを付けての生活ができる。

数年だったら考えてもいいが、ずっとというわけではちょっと決心がつかない。

食費より、日本からの新聞の配達代の方が高いというところに、まだまだ彼女が日本に未練があるという所を感じることができる。

 

カンクン到着

そうこうしているうちに2時間のフライトは終わった。

着陸姿勢に入ると、彼女はスチュワーデスにガムを頼んだ。

彼女が言うには、永い間、メキシコシティーに住んでいると気圧の低いのに慣れてしまって、低地に下りると耳なりがひどいという。

ガムをかんでいないと、低地の気圧に耳がついていかないと言う。

新婚カップルがカンクンに着くまでにまだ4時間以上あるからしばらく私につきあえとも言う。

気分がさっぱりした人なので、僕の方からお願いしたいぐらいである。

もっと、いろいろメキシコの話しを聞きたいとも思っていた。

飛行機はぐっと高度を下げ、ジャングルのなかにある空港に到着した。そこは、日本の夏より湿度の高い熱帯であった。
☆ フーテン ☆


今度は3日後ぐらいにアップします。

とあるが、ここで終わっていた・・・残念・・続きが読みたい・・

今、自分で書けばいいのだが、リアルな30年前の記憶が欲しい

なお、写真は今年撮ったものです。