どこかに行きたいなぁ〜旅行記〜

定年バックパッカー

ケアンズのホテルで、キャンセルトラブル


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ケアンズに出発する前に、ひとつ気がかりなことがあった。

それは一枚のケアンズからの送られてきた小切手である。

額面は約3万円。

振出人はホテルのマネージャー。

最初の予定では、このエスプラネード通りのコンドミニアムで滞在する予定であった。

ただ、一泊3万円とちと高かったので、ここをキャンセルした。

そのデポジットの返金が小切手で送られてきたのである。

今までの経験だと、返金は決裁したクレジット会社を通して戻ってきた。

今回は、小切手である。

この小切手、日本で現金化しようものなら、手数料がべらぼうに高い。

そこで、旅行中に現金にしようと思っていた。

最初は簡単に考えていた。

銀行に持って行ったら、すぐキャッシュになると思っていた。

オーストラリアで一番大きいANZ銀行の窓口に出すと、

ここではできない。発行元の銀行に行ってくれと言われた。

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そこで、数日後、その発行元である銀行を訪れ、現金化を求めると、

小切手に、署名が1か所足りない。

その場所に署名してもらえないと現金化できないという。

それをいわれた場所はポートダグラスの支店である。

署名をもらうためには、ケアンズまで行かないといけない。

途方に暮れていると、銀行のお姉さんが、コンドミニアムに電話をかけてくれた。

その結果、ケアンズに取りに来るなら、現金で払い戻すという回答であった。

部屋に戻って、悩んだ。

ケアンズ往復すると、半日がつぶれる。

せっかくの旅行、半日とてむだにはできない。

結論は出た。

なめられてたまるか。

このまま、日本に帰ったら、日本人は泣き寝入りする国民と思われる。

これからも、この方法で日本人に返金すれば、丸儲けである、と思わせたくない。

そして、事務所を訪れ、三万円を手にした。

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他にも返金してもらう方法があった。

それは、オーストラリアに口座を作り、そこに振り込んでもらう方法である。

しかし、この方法に数日かかるので、滞在中には無理であった。

このことは、別にブログに書くほどのことではないと思っていた。

あるオーストラリア在住の人に話すと、このことは大事なことであると言った。

この記事が、何か役に立つひとがいるかもしれない。