松山から呉にフェリーで行くと、平清盛が開いたという音戸の瀬戸を過ぎたくらいから、呉の港に入る。
呉は造船の町。
昔は大和を始めとする軍艦を作り、戦後は大型タンカーを作っている。
松山から乗ってきたフェリーは千トンもない小さな船。
それに対して、数十万トンの船の横に行くと、すごい圧迫感がある。
船というよりビルである。
タンカーの上はサッカー場に面取れるくらいの広さがある。
昔、戦艦大和を見た人は同じように感じたでしょう。
呉港に隣接しているので、このフェリーの待ち合わせなどでも訪れることができる。
館内には十分の一の縮尺で作られた、戦艦大和をはじめとして、戦争中の貴重な資料が展示されている。
子供だけでなく、お年寄りにもよろこばれる場所である。