ラオスの托鉢は朝が早い。
まだ暗い、五時ころから始まる。
四時半ころには起床の合図か、鐘が鳴る。
街の至る所にあるお寺からたくさんの僧侶が出てきて、門前に並ぶ。
そして、一斉に街を歩き始める。
夜明け前のメコン川に行ってみた。
まだ、太陽は昇らないが、対岸の村では生活が始まっているようだ。
ここ数日の洪水で、対岸の村は大変な状態である。
ふだん、この場所は中州が広がっていると聞くが、
いまは岸ぎりぎりまで水が流れている。
昼間は、赤茶の水が流れているが、
夜明け前は、青い水である。
メコンからの帰り道
至る所に、托鉢にお供えするために人々が待っていた。
遠くから、車でやってくる人も多い。
お供えする人は女性が多いのが印象的である。
近くによって撮影ははばかられる。
暗い中、遠くから写真を撮ってみた。
モノクロでいい感じに撮れた。