みなさん、旅行に行く前にカメラをどうしようかお悩みのようで・・・
わたくしもいろいろとありました。
カメラ歴は、高校生の時、父親にカメラを買ってもらって、はや40年以上。
買ったばかりの時に、写真の大御所、白川義員さんから、「いい写真撮ってるね」の一言。
儀礼の言葉と分からずに、盛り上がった高校カメラマンの出来上がりでした。
大学生の時には、自分の力の限界を知り、旅行の時はカメラを持たず、スケッチブックを持って旅行してました。
このころ時代はヒッピーの時代となり、バックパッカーの幕開けとなりました。
時代に乗り遅れまいと、「地球の歩き方」が発行され、とりあえず外国に行ってみるというのが流行りの文化となりました。
ではと、私もヨーロッパへと出かけました。
せっかく外国へと言うことで、気合いを入れて買ったカメラがパリで盗まれました。
獲られたカメラより、中に入っていたミラノで撮った、修復前の最後の晩餐の写真が今になって悔やまれます。
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あのころ思っていたのは、ISO100のフイルムが主流でした。
ISO400のフィルムが買える人がうらやましかった記憶がよみがえります。
今、高感度のカメラが安くなっています。
コンデジでも、ISO3200なんて、ふざけるなって突っ込みたくなる感度です。
旅行は暗いところでも、シャッタースピードが稼げる感度が必要です。
ちょっと撮ったスナップが、シャッタースピードがないためにブレブレ写真になります。
そんなこともあって、私のカメラは普通の時はISO400に設定してます。
ちょっと暗くなったらISO800。
陽が暮れたら、1600、そして3200とあげていきます。
旅行の写真はほとんどがスナップ。
かまえて撮るより、チョイ撮りです。
カメラバックから取り出し、ちょっと待ってねというのでは、いいスナップは撮れません。
もし撮れたとしても、ポーズを撮ってもらったスナップ写真。
写真を撮るものとしては、ズボンのポケットからカメラを出して、パチリというタイミングが絶妙です。
理想はライカ・・でも、買えません。
コンデジは優秀になったといえ、被写体深度にいろいろ不満が残ります。
いいコンデジ求めて買ったものが、我が家では、たくさん転がっています。
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で、やっとたどりついたカメラが、フジのX100。
ズボンのポケットに入ります。
レンズはF2.0で明るいです。
ISO3200余裕です。
そして、X100はX100S X100Tとマイナーチェンジをして、
初代のX100は中古でお安くなりました。
六万円ぐらいで買えます。
くれぐれも富士フイルムのセールスではありません。
これを読んで買った人の半分は、不満タラタラでしょう。
でも、半分の人はこのカメラから離れられなくなるでしょう(笑)
その理由は語りません(*^^)v
次の四枚の写真はFlickrという、アメリカの写真サイトに投稿した私の写真です。
Flickrでは毎日、世界中から、約500万枚の写真がアップロードされています。
当然すべての写真を見ることができませんので、
今日の500枚と絞って見せてくれるページがあります。
つまり、いい悪いは別として、1万分の一の確率でこれに載るわけです。
下の写真は運よく、この1万分の一をクリアーした写真の中から、違った機種のものを選んでみました。
写真をクリックして頂ければ、私のflickrサイトにリンクしており、カメラの機種に始まり、撮影日時、絞り、シャッタースピードすべてが分かるようになっています。
生のデータを載せていますので、生データの荒を探してください。
すべて手持ちなので、大きく伸ばすと、不備が結構見つかります(笑)
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さて、写真の機種は、上から順に、D300、 X100 iPhone4、D700 で撮った写真です。
カメラの性能的には、D700のフルサイズが一番よく、その次にD300、
そして、X100、 iPhone4sとなると思います。
ネットで載せる分には、ほとんど違いがないように思えるのは私だけでしょうか。
こんな感じですので、私はチョイ撮りはiPhone、
ちょっと頑張るときはX100、
そして、スポーツ写真の時はD300と使い分けています。
D700はお役御免となり、他の方のもとへ引っ越ししていきました。
ちなみに、D300で撮ったものですが、この様なものはX100では撮れませんのであしからず。
そして今、旅行の写真はX100とiPhone5sで撮ってます。
持ち運びやすいカメラが、旅行ではベストカメラだと思っています。