どこかに行きたいなぁ〜旅行記〜

定年バックパッカー

バンコクが大変なことになっている


昨晩、バンコクでテロが起こった。

沢山の方が亡くなっている。 住んでいる人たちだけでなく、旅行するものにとってテロは恐ろしいものである。 アジアで起こったものとしては、バリ島の記憶が新しい。

若いころ、ヨーロッパを旅行しているときに、レオナルドダヴィンチ空港のテロに出会ったことがある。 現場にいたわけでなく、クリスマスにテロを行うという予告の場にいた。 空港内には軍隊や警察が配備され、いつ打ってもいいように安全装置が外されていた。 銃口は上ではなく、水平に保たれ、怪しいものがいたら打つという緊迫の中、空港を通過した。 無事、ローマからパリに移動したのだが、翌日のテレビでは、 ちょっと前にいた空港の悲惨な状況が映し出されていた。 一日ずらしての実行であった。

大韓航空の爆破事件の際は、数週間前に、同じ、大韓航空の南回り路線を使っていた。 安全な旅行と思っていても、大なり小なりリスクがある。 日本に住んでいては分からない外国のいろいろな問題がある。 今回のテロも後ほど詳しい情報が入ってくるだろう。 政治的なものか、宗教的なものか、それとも経済的なものか、それは分からないが、 テロを引き起こす原因がそこにあるのは事実である。 その国で旅行を楽しませてもらって者としては、 何かできなくても、事実から目を背けるわけにはいかない。 せめて事実だけは知っておかなければならないと思う。 もうこんな恐ろしい国には行かないよと考えるのでなく、 いろんな人がいて、いろんな考え方がある。 だから、旅行に行く価値がある。 辛い事件だが、もう怖いから、タイには行かないよという立場は取りたくないものである。 DSCF7953.jpg 楽しい思い出が、一気に吹っ飛んでしまう。 辛い事件です。 改めて、冥福をお祈り申し上げます。