今朝、アメリカのゴルフの試合を見ていた。 この試合には、松山英樹君が出場している。 彼は、名前も松山だが、出身も松山市である。 小、中学校と甥と同じ学校に通っていたという事で、有名になる前から応援していた。 何度か、試合会場まで足を運んだこともある。 私が行くと、必ず優勝するので、自分なりに彼の勝利の女神ならぬ、男神と思っている。 今年、韓国で、プレジデントカップが行われる。 当然、松山君も出場予定である。 アメリカの選手とそれ以外(ヨーロッパを除く)国の選手との対抗試合である。 世界の有名選手が集まる大会で、これにも応援に行こうと考えいたのだが、 試合の翌日から、一番下の息子が試験である。 カミさんは私だけ行ったらと言ってくれたが、諦めることにした。 こういう時は後が怖い 日本ではなく、韓国で行われることとなったゴルフの国際試合、 どうも、日本のゴルファーは韓国のゴルファーには後れを取っている。 日本国内で行われる試合の多くは韓国の選手が優勝する。 メンタルなスポーツであるゴルフでは、韓国の方が一つ上のようである。 最近、旅行先でも、日本人より韓国の若者を見かけることが多くなっている。 韓国の若者男性の場合、徴兵制の問題がある。 兵役義務を果たしていない場合、旅行は制限されている。 許可制であり、旅行期間も最長一年以内とされている。 彼らにとって、海外旅行は軍隊に入隊する前のひとつの区切りであり、 もしくは、兵役が終わってからのご褒美の意味も持っているのであろう。 同じような国として、イスラエルがある。 イスラエルでは、男性が3年、女性が1年半と期間の違いあるが、 男女両方に兵役の義務がある。 イスラエルでは、この兵役が終わると、しばらく若者に自由を与えるという風潮があると聞いた。 そして、兵役を終えた若者の多くは、海外に旅に出るという。 その時、最初の行き先として選ばれる所は日本が多いらしい。 その目的は資金稼ぎと聞いた。 日本に行くと、元締めのような人がいて、露天商ができるアクセサリーの入ったカバンを渡されるという。 そのかばんを持って、日本各地を旅行しながら、資金をためるという。 その後、稼いだお金で別の国へと旅立つという次第である。 日本は治安が良く、外国人にやさしい国である。 殺伐とした戦争経験を終えた若者には、日本は最高の癒しの国かもしれない。 最近、その姿がみかけない。 日本の露天商に対する法律が厳しくなったか、それともこのシステム自体がなくなったのかもしれない。 かつて、アメリカが徴兵制をひいていた時代、同じようにたくさんの若者がアメリカ国外に出ていた。 ヒッピー文化の一つの形として、バックパッカーと言う形ができたのもこのころである。 バックパッカーの旅行は、反体制のスタイルとして、若者に受け入れられ、 髪をのばして、汚らしく、貧乏な旅行スタイルほどカッコいいともてはやされた。 私の若いころは、このスタイルがまだ色濃く、残っていた。 日本の若者も簡単に旅行できる時代になった。 その目的はさまざまで、大学生などは、就職の際の面接のアイテムとして、 海外旅行や留学経験が使われていると聞いた。 私の息子も、アルバイトで貯めたお金で、海外のボランティアに参加するようである。 いい時代になったものである。 私の若い時には、こんな豊かな日本になるとは想像もできなかった。 せっかく、いい時代、いい国に生まれたのだから、 今の若者には大いに楽しんでもらいたいものである。 世界一周ブログ セミリタイア生活 定年後の暮らし ブログランキングに参加しています。