いきなりですが、クイズです。
誰の作品でしょうか・・・・
答えは、この記事の最後の方で書きます。
さて、オルセー美術館にいきました。
かつての鉄道駅です。
鉄ちゃんの私としては美術館と言うより、駅として魅力があります。
はじめてパリに来た時、まだここは美術館ではありませんでした。
きたならしい駅でした。
かつての駅の時計がその名残です。
始めてみたときは、リヨン駅と同じに見えてびっくりしました。
入ってすぐのところに、喫茶店があり、
しばらくコーヒーを飲みながら、この時計眺めていました。
美術館と言うより、駅に来たという感慨の方が多いです。
美術館としては、ルーブルに所蔵されいたものが多く移転してきているという話でした。
自分的には、ルーブルより魅力的な作品のある美術館です。
オルセー美術館の中は撮影禁止です。
が、ここは黙認されているのか、みなさん、かわるがわる写真を撮っていく。
さすがに大きな一眼を出すと誤解されるので、謙虚にiPhoneで。
みんなで渡れば怖くない。
農協ツアーの日本人の登場です(笑)
パリ市内の展望がいいところとしては、エッフェル塔、凱旋門、ノートルダム寺院が有名ですが、
ここオルセーの屋上もいい眺めがいいところです。
遠くは、モンマルトルの丘が正面に、手前はセーヌ河贅沢な景色が広がります。
当然、撮影禁止などと言う野暮なことは言いません。
アイス舐めながら、セーヌの流れを楽しみました。
さて、肝心の絵の鑑賞ですが、
かつてルーブルで見た、落穂ひろいに会いにきました。
昔のルーブル美術館は、暗く狭い廊下が続いていて、
倉庫のような、片隅の一室に飾られていたこの絵を探すのに苦労した記憶があります。
あまりの扱いの悪さに愕然としたぐらいです。
この美術館に移ってからは、目立つところに飾られて、出世したようです。
もう一つの目的はモネの絵です。
後で分かったのだが、モネを見るのであれば、
もう一つ新しくできたオランジェリー美術館に行かなくてはならなかったと知りました。
ガイドブックを読まない行動が、こんなおおきな失敗をやらかしてしまった。
また、あとで行けばいいやという気持ちが、
私の性格上、もういいやということとなり、結局パリ滞在中行くこととならなかった。
いま思い返すと、残念です。
さて、最初にお見せしたものですが、作者は私です。
いい絵でしょと言いたいところですが、
これ絵ではなく写真です。
写真でモネの雰囲気に近づけています。
これは、高知県にある「モネの庭」という公園で撮った写真です。
もう少し写真っぽいものを載せておきます。
モネファンの方、高知の安川村にある、モネの庭、おすすめです。
すごく辺鄙なところにありますが、行くだけの価値があります。
季節的には、晩秋がいいです。
紅葉と睡蓮が合わさって、見ごたえのある庭になります。
なんだかんだといって、パリはいいですよね。
フランス映画全盛期に育った私にとって、
パリは別格の観光地です。