バンコクから乗った列車から、ノンカイで乗り換えた列車。
一応、国際列車です。
そして、ノンカイ、タナレーン間乗ると、ラオスの鉄道、完全制覇となります。
ここ、ノンカイの国境越えの方法は、バスを乗り継いで越えるのが一般的ですが、
てっちゃんのはしくれとしては、鉄道で国境越えを選択。
タイ出国のイミグレーションはのんびりしたもので、
タイ出国手続き終了後、チケットを買い忘れた私は、再度タイ入国。
チケットを買った後、イミグレーションの横をすり抜け出国。
さすがにこのときは、止められれましたが、もう手続き終わっていることを告げると、
笑いながら、どうぞと。
ゆるい国境です。
まあ、ここの国境越えを使うのは、外国からの旅行者が大部分。
ノンカイで下りた客のほとんどは、バスでの国境超えを選んだようで、
列車の中もガラガラです。
二両連結の、まさに四国のローカル線と同じ車両は、前触れもなく、ゆっくり出発。
ちょっとは、合図してほしいものですが、
お客が少ないので、これでいいのでしょう。
十分ほどで、メンコ川を越え、ラオス入国。
タナレーン駅の入国もゆるいもの。
駅の改札でチケットを買う感覚で入国です。
ただ、なにぶんにも、こんな調子ですから、何の施設もない。
屋台程度の飲み物を売る店があるだけで、
後は、この駅からビエンチャンまでの乗り物の勧誘があるだけ。
さっそく、ラオスのお金をと両替を探すに、両替所なし。
ちかくにいたラオス人に、両替方法を尋ねると、
先ほどの売店にいた少年がかばんを持って登場。
少しだけでいいので、千円札を出すと、
しみじみ千円札を見た後、両替拒否。
日本の円、ここでは、力ありません。
一万円両替する気もないし、一応ドルとタイバーツがあるので、
とりあえずは、ビエンチャン市内へ向かうべく乗り物交渉。
料金は決まっているらしく、看板にいろんな方法が書いています。
当然タクシーが高く、乗合バス、トゥクトゥクと安くなります。
一番安いのをと言うと、ひとり300バーツ(日本円で約800円)で乗り合いバスとのこと。
まいったなぁという顔していると、
ふたりで300バーツで乗り合いバスでいいとのバスの運転手が言ったので、それに決定。
もう少し交渉できたと思うけど、時間がもったいないし、
これだけ払ったのだから、バスをタクシー代わりに使って、
ホテルの多いところまで運んでもらうことを考えて、了解。
乗り合いバスと言っても、トラックの荷台に屋根をつけて、両端に木のベンチをつけたもの。
バスですから、途中から他の人も乗ってきますが、
その人たちの料金はローカル料金で私の数分の一。
いや、十分の一かも・・・
何分にも、物価がわからないので、だまされるままでした。
乗り合わせた母子とちらちら視線が合うので、
リュックから香港の小銭を子供に渡すと、
すごく喜んだので、
カミサンも日本のコイン渡してました。
タラートサオといバスターミナルが一応の終点でしたが、
運転手に頼み、ホテルの近くまで。
後で分かったのですが、
この距離でも、トゥクトゥクに乗ると、200円くらいは取られる距離だったので、助かりました。