バンコクという街は何をするのでもなく、だらだらとするのにいい街である。
だから、何をするのでもなく、時間が過ぎていく町である。
朝は寝坊して、ホテルの近くにある店で何か買い食いをしたり、
昼過ぎからは暑くなるので、昼ご飯はビールも飲むこととなり、
その後は定番の昼寝。
涼しくなるころから、またまた歩きをして、適当なところで、またビールを飲みながらだらだらと・・・
そして、一日が終わる。
高級ホテルに泊まらず、高級店に行かなければ、物価が安いから、何日も滞在できる。
買い物も、だらだらと何を買うでもなく、品物を見ていく。
それだけでも楽しい街である。
その暇つぶしにいいのが、ちょっと郊外になるが、チャトゥチャック市場。
観光ブックにはウィークエンド・マーケットとあるところである。
週末にしか空いていないのが欠点だが、店の数が半端でないので、買い物好きなら一日居ても飽きないと思う。
買い物があまり好きでない私的には、すぐ飽きてしまうところだが、ここに行くとカミさんの
顔つきが変わる。
とにかくうろつきまわる。
一軒一軒、品物を確認してまわる。
そして、なかなか品物を買わない。
ああだこうだと考えるのが楽しいようである。
しばらくは付き合うのだが、まず一時間もするとギブアップして別行動となる。
ここの欠点の一つに涼しいところが少ない。
だから、何か飲んだり、またちょっとしたものを買って食べたりすることとなる。
日本で言う縁日で遊んでいる感じだが、ただ違うのは、暑いこと。
とにかく暑い。
この暑さに耐えれる時間がここの滞在時間となる。
でも、楽しいところであるので、また行きたくなる(笑)
こんなところにカメラを持っていくほど野暮なことはない。
必要なのは携帯と財布。
手ぶらが一番である。
写真を撮りたければ、iphoneで十分。
とにかく身軽で行くのが楽しむコツ。
暑いから、買った品物すら段々うっとうしくなるところである。
ちなみにここで買った私の一番のお気に入りは、米軍排出品の短パン。
ポケットが10ほどあり、隠しポットもある。
すり対策には最高のズボンである。
欠点は、どこにしまったか分からなくなることと、ちょっと重たい。
でも、頑丈だから、旅行中はほとんどこれをはいている。