フェリー乗り場のバス停に来た市内循環バスに乗った。
しかし、発車しない。前の方に座っていた乗客と運転手が口論していると思ったら、
その乗客は怒って降りて行った。
運転手に発車時間を尋ねると、何か言った。
そして、運転手も降りて行った。
仕方ないので、タクシーでホテルへ向かうことにする。
値段交渉すると、300円くらいのようである。後で知ったが、チュリス通りを走ったようである。
車中から、先ほど別れたサボテン野郎と妊婦おじさんが仲良く宿探しをしていた。
確かに安宿が並んでいる。
二人はいいコンビになったようである。
一人旅ならではの出会いである。
ちょっと、うらやましい。
私たちの泊まるホテルはシティテル。
お値段7000円ちょっと。口コミでは、近くに食べ物屋がたくさんあるので困らないとか、
無料市内バスのバス停が近くにあって困らないとか、
いろいろ評判がよさそうなので予約を取っていた。
チェックインするとき、宿泊税が必要だというので、カードを出したら、ダメだという。
よく聞くと、60円ほど。
恥をかいてしまった。
アップグレードしますと言って、案内された部屋は高層階。
見晴らしはいいし、内装もいい。
ただ、隣の部屋が内装工事のためにうるさい。
電話で苦情を言うと、2時間ほど我慢してくれと言う。私は大丈夫だが、睡眠不足のカミさんは昼寝したいのに眠れないと、不機嫌。
しかたないので、再度フロントに部屋を変えてくれと言うと、
スタンダードの部屋になるけどいいかと返事があった。
この国でも、いろいろ電話でトラブルがあるのか、
これらの通話はすべて録音されますと言ってから始まった。
代わった部屋はほんとにスタンダードで、お値段通りの部屋になった。
部屋の写真はこれだけしか残っていた。ベット方向には、カミさんが寝ていたので撮らなかったのだろう。
ひょっとしたら、カミさんのiPhoneに部屋の写真があるかもしれないので、
見つかったら、差し込むこととしよう。
カミさんが昼寝している間、ホテル周辺を散策。
洗濯したパンツが品切れになったので、洗濯屋さんをみつけて洗濯を頼みたかったからである。一軒見つけたが、今からだと明日の昼過ぎになるという。
今晩のパンツを何とかしなければ・・・
部屋に帰るとカミさんの機嫌が直っていた。
今度は腹減ったという。そういえば、昼ご飯がまだだった。
近くにあると聞いていた屋台村、レッドガーデンに行ってみる。
残念ながら、まだ店はやっていなかった。
仕方ないので、付近をうろついて、適当なレストランに入った。
マレーシアに来たのだからと、ラクサを頼む。
以前、クアラルンプールに立ち寄ったときもラクサを食べたのだが、
今回同様、美味しくない。
どうも私の好みに合わないようであるが、完食した。
当然、昼ビールも頼んだが、タイと比べて高い。
イスラムの国と言うのもあるのだろうか。
物価全体が高いせいもありそうだ。
部屋に帰る強烈な睡魔に襲われ、そのまま寝てしまった。
ビールを飲んだせいで、熟睡していた。
起きるとあたりは暗くなっていた。
出かけるにあたり、フロントで地図を貰い、街の繁華街を聞いた。
コムタという。
先ほど部屋から見えたビルである。
そういう繁華街ではなく、ダウンタウン的な繁華街を聞くと、
チュリス通りという。
地図で示すに、先ほどタクシーで来た通りである。
その通りに行く前に、先ほど行ったレッドガーデンに行ってみた。
座る席もないほど一杯の人であふれていた。
売っているも、多種多様。
しかし、人の熱気で暑い。
そうか、今日は土曜日である。
観光客ではない、現地の人たちが楽しんでいるようである。
ここはあきらめて、チュリス通りに向かった。
人が多い方へと歩いていくと、人がわいているところにたどり着いた。
その場にいた人に、この場所は街の中心かと聞くと、どうも英語が苦手のようで、娘に話を振った。
確かに、ここがホテルの人が教えてくれた場所のようである。
しかし、屋台は出ているものの、規模が小さい。
人はそこそこ出ているのだが、お祭り騒ぎと言うところまではにぎやかでない。
ちょっと前まで、プーケットのバングラ通りで遊んでいたためか、ちょっと拍子抜けした。
娘さんに、ここ以外に賑やかなところはないかと聞くと、コムタと言う。
ホテルマンと同じ答えである。
目的地はコムタに代わった。
パンツも買わないといけないので、そこにあるスーパーに行くことにした。行き方は簡単で、高いビルを目指すだけである。
コムタのスーパーにつくと、店じまいを始めていた。
いや、すでに閉まっているテナントもある。
とりあえず店をぶらついてみる。
私の住む街のご近所さんにあるスーパーくらいである。
いや、近所の方が明らかにあか抜けている。
ここGeorge Townは都会ではないようである。
パンツを買った。
カミさんは買ったサンダルが合わないようで靴擦れしたので、絆創膏購入。
ここにも、食べるところもないので、ホテルの近くで食事にするこことする。
帰り道、地球の歩き方を持った若い女性の日本人二人組に合う。
くどいのだが、もう一度この町の繁華街を聞く。
答えは、コムタ。
地球の歩き方にも書いているという。
昔と違って、地球の歩き方の情報はしっかりしているので間違いないだろう。
ちなみに、私は「地球の歩き方」を読まない。
いや、読めないというのが正確である。
あの小さな文字は年寄りにはキツイ。
年寄り向け地球の歩き方ができると読むと思うが・・・
帰り道、ジュースなど買い食いしながら歩いていたと思うのだが、まったく写真がない。
あるのは、カレー屋さんからお誘いを受けてからである。
注文が終わると、店の中の写真を撮れという。
宣伝してほしいらしい。
人気店のようで、ひっきりなしに客が来て、テイクアウトしていく。
いろんな種類がある。
私が頼んだのはタンドリーチキン。
それと、ナン。
味はいい。
うまいです。
でも、私には辛い。
美味しいのに、食べれない。
ラッシー飲んでごまかすのだが、やっぱり辛い。
さすが、タミル人の住む街である。
食べながら、泊まっているホテルを眺めた。
どうも、高層ビルのホテルの相性は悪いようである。高いビルのホテルの周辺には、私の口に合う店がないようである。
こんな感じで記事が終わると、このホテルの印象が悪くなるので追加です。
なにしろ7000円ですから。
この値段なのに、朝食はしっかりついていました。
朝食の雰囲気はこんな感じです。
味噌汁もあったし、良しとしよう・・・
でも、味噌と出汁には金かけた方がいいような(笑)