夜のアムパワー、これは行く価値のある一級品の観光地でした。
久々、行った価値あった満足感があります。
このアムパワー、私と相性悪く、4年前、ミニバス乗り継いで行ったのに、
平日のため、人気のまったく無しの、廃墟のような町を見て帰りました。
水上マーケットがやってないだけで、それ以外は見所あるだろうと、軽く考えて行ったのですが、撃沈でした。
今回はこの失敗を糧に、金曜日に行きました。
時間もベストの夕方にしました。
そして、行き方はタクシーチャーター。
さらに、前日にタクシー運転手と交渉し、
3時にホテル前に迎えに来てもらう様、
準備万端のはずでした。
しかし、今回の旅はトラブルがお約束の様にやってきます。
予約したタクシーが来ません。
30分待っても来ません。
40分過ぎたところで断念。
新たにタクシー探しです。
片道1時間半かかる所にありますので、メーターで行くのはリスクが大きすぎます。
事前に交渉で決めておきたいところです。
時間がありませんから、交渉不利です。
家族連れての交渉ですから、足元見られます。
まず大事なのはさりげなさです。
行ってみようかなって感じで始めます。
相手から声をかけさせないといけません。
これ、交渉の基本です。
タクシーがたまっている所を探しものをしている感じで歩きます。
早速、食いが入りました。
タクシー??
来ました、きました。
何処へ行く?
そこで私、アムパワーと答えます。
相手に動揺が走ります。
第一段階、私の勝ちです。
動揺している相手は交渉が楽です。
相手は、大物捕まえたと、ヤル気ムンムンです、
相手は、まず挨拶代わりに、1500バーツと言ってきました。
軽く笑って手を振ります。
では、いくらで乗ると聞いてきたので、
800バーツと答えます。
彼の返事は、それだと片道分だと言います。
これで、交渉の糸口が見えました。
相場だと、片道800バーツ。
乗り捨てると、帰りは空で帰るから相手は損です。
その損の部分にいくら色をつけるかの交渉に変わります。
相手がひるんでいるうち、軽くジャブを入れてみます。
私から、ラストプライス1000バーツ、と言ってみました。
最終ではないですが。。。
これがなんとクリーンヒット。
相手が渋々OKです。
ただし、条件つけてきました。
ほたるを見るボートに乗れという。
なるほど、彼はこちらで儲けようときたようです。
ところで、皆さん、蛍をしめすジェスチャー知ってます?
タイ人は、目の前で、手を閉じたり、開いたりします。
私も最初分かりませんでしたが、何回か話しているうちに分かりました。
乗らないと言うと、彼は最後のストレート打って来ました。
メーターで行け。
嫌だと言うと、もう彼には交渉の道具がありません。
もう、YesかNOしかありません。
しかし、大物のくわえた彼はNOはないです。
交渉成立、1000バーツで決まりです。
彼は渋々OKと言いました。
が、しかしです。
別の人間が横から入って来ました。
チープ、チープ、チープ。
安い安いと5連発です。
すごい迫力で来ました、
あと、200バーツ、出すか、船に乗るか、どちらかでないと話は終わりだといいます。
そして、ダメならメーターで行けと言います。
キャイ~ンです。
時間がないのに振り出し戻ります。
今度は私の負けです。
200バーツ出して、往復1200バーツできまりとなりました。
ここから、1時間半かけて行きました。
確かに、メーターは片道800バーツでした。
行って分かりました。
私、かなり悪どい交渉してたようです。
最初の1500バーツ、ぼった値段ではなく、
正当な価格でした。
昔の記憶ではもっと近いと思っていたのですが、遠かったです。
そして、夜のアムパワー最高でした。
川べりで食べた夕食、安く美味しかったです。
観光地なのにです。
ナイトマーケットの様子は、カメラで撮った写真と共に後ほどお伝えします。
今回はiPhoneです。