どこかに行きたいなぁ〜旅行記〜

定年バックパッカー

ベネチアからミラノへローカル列車の旅です


ベネチアからミラノへの移動は、安いチケットのローカル列車。そのため、途中ベローナで乗り換えます。さらに、エアコンなし。事件も発生・・当然、遅れます。色々イタリアを感じた鉄道の旅でした。

サンタルチア駅前

いよいよ、ベネチアから離れます。

来た時はこの風景に興奮したのですが、見慣れると普通になって来ます。

人間の慣れとは恐ろしいもので・・・

フィレンツェ、サンタルチア駅構内です。

ここに入るのはベネチアに到着以来。

すぐ近くにいたのに、全く使っていませんでした。

色々店もあるので、使い方によっては便利だったかも・・

さて、ミラノへの移動方法なのですが、高速鉄道を使いません。

予約する前日まで安いチケットがあったのですが、まぁ明日でもいいやと思っていると、無くなってました。

同じ料金でも早くいけたし・・

さらに座席指定までついていたのに、後悔しきりです。

まぁ、そうも言っていられないので一番安いチケットを購入しました。

すると、こんなチケットです。

Go Euroのチケット

まず、ベローナまで乗ります。

ここで乗り換えて、ミラノへ向かいます。

ただ、気になるのが・・

乗り換え時間。

6分です。

あのぅ・・

ただですら時間を守らないイタリア列車なのに乗り換え6分って大丈夫ですか・・

ベローナまでの列車です。

早く乗ったおかけで席は楽勝で確保できました。

しかし、その後、こんな感じに・・

次の駅のメストレからは満席です。

荷物など積み上がってます。

なんか、これぞイタリアって感じで好きなのですが・・

二階建て列車です。

下から見上げるとこんな感じです。

ちょっと、盗撮っぽいですが・・

女性が上にいなくて良かった。

このような座席配置です。

一度、郊外にでると順調に進みます。

遅れも出ていないようです。

葡萄畑がイタリアらしい風景を見せてくれます。

途中駅のベローナで乗り換えます。

ここはロミオとジュリエットの舞台。

一度降りて観光という選択肢もあったのですが、荷物のことを考えて諦めました。

まぁ、どこかに預ければ済むことなのですが・・

さて、その乗り換え。

一番ホームから8番ホームへ・・

みなさん、駆け足です。

スーツケース転がして、列車に乗り込むと同時に発車でした。

この後、1時間も遅れたのなら、ゆっくり乗り換えさせてくれたらいいのに・・

いやいや、イタリアならではの鉄道の旅でした。

列車の中で、ちょっとした事件も。

隣に座っていた客、どうも無賃乗車していたようで・・

検札の時、客と車掌が言い争い。

客は列車を間違って乗ったと主張。

車掌は確信犯として、対応。

言葉はわかりませんが、ジェスチャー見ていると様子が分かります。

結局、次の駅で警察に連行されました。

遠くにアルプスの山が見えて来ました。

ミラノが近づいて来た雰囲気があります。

何でもない駅に止まります。

放送でイタリア語で案内があります。

周りの人が怒っている所からして、いい話じゃないようです。

その待ち時間の間に、若者がやって来て、座席の上に紙を置いて行きました。

要するに、お金をくれとのメッセージ・・

すぐ、その後を追いかけるように鉄道会社の人間がこの紙を回収して行きました。

そして、しばらく・・

列車は止まったまま・・

何が怒っているやら。

さらに、動き出したと思ったら、また止まります。

駅名はロバト。

すると、向かいに列車がやって来ました。

この列車からの乗り換え客を待っていたようです。

何とも、親切なイタリア列車です。

ミラノ到着

そして、1時間遅れでミラノに近づいて来ました。

印象的なミラノ駅の屋根が見えて来ました。

3回目のミラノになります。

いやぁ、疲れました。

節約のため、ローカル列車を使ったのですが・・

まさかの、エアコンなし。

暑いです。

さらに、一時間遅れ。

やられました。

20ユーロ倹約できたのですが、それ以上の価値があります。