バンコクの渋滞はすごいと、常々聞いていたが、
やっぱりすごかった。
タクシー料金が安いので、ついついタクシーを使ったのだが、
料金は距離より、かかった時間で値段が決まるぐらいである。
動かない時は、ぴたっ止まる。
渋滞と言うより、停車である。
タクシーの運転手は渋滞が好きなのか、
渋滞してそうな道に入っていく。
おいおい、そこを行くと渋滞だろうと、私でもわかる道へとはいっていく。
タクシーに慣れた後半には、iPhoneの地図とGPSをタクシーの運転手に見せて、抜け道を教えて動いていた。
その渋滞がすごいのは、デパート伊勢丹の周辺。
ここは、渋滞を見るだけの価値がある場所である。
延々とはるかかなたまで、車の列が続いている。
バンコクは、都市面積において道路を占める割合が極端に少ないという。
必然的に渋滞がおこる構図である。
できるだけ、この周辺には立ち寄りたくなかったが、
カミサンの買い物の付き合いで、この地へ。
人ごみに疲れ、帰る時間に、お約束のスコール。
歩くわけにはいかず、タクシーを止めて乗ろうとすると、
タクシーの運ちゃんが How much?
はぁ、その台詞は客が言うもんだろうが・・・
ふと、思い出した。
雨の時は、タクシーはメーターを使わなくなり、交渉制となることを。
高い値段を言えば、乗せてくれるのだろうが、
めんどくさいので、そのタクシーはパス。
路上に止まっているタクシーは全部、それくさいので、
少し移動して、流しているタクシーを捕まえ、「メーター ok?」と聞いていく。
幸いにも、すぐメーターで行くタクシーが見つかったが、
バンコクのタクシーは、まず行先を行って、行けるかどうか確認。
その後、料金を確認とけっこう手間かがかかる乗り物である。
雨の日は、お気を付けください