どこかに行きたいなぁ〜旅行記〜

定年バックパッカー

セビリアからグラナダへ、行き方はバスで行くか、鉄道で行くか


セビリアからグラナダへの移動です。行き方としてはセビリア・サンタフスタ駅からrenfeと呼ばれる鉄道で行くか、バスで行くかの二通りあります。時間も料金もそれほど違いがありません。バスターミナルは街の中心から離れています。着いてからのことを考えると、鉄道の方が便利なのですが・・色々ありました。

どのようにしてセビリアからグラナダへ行くか、

晩御飯食べた段階ではまだ決まっていません。初めはバスでグラナダへ向かう予定でした。

チケットを買いにホテルの近くのEst.Pradoバスターミナルへ行ってみると、そこからはグラナダ行きが一本あるだけ。もうひとつのプラザ デ アルマス バスターミナルは泊まったホテルと街の反対側で遠い。

ということで急遽、鉄道に変更です。夕食後、ほろ酔い気分でネットで予約。

予約はgo euroで

ここは便利です。出発地と到着地を入れて検索かけると、色々な交通手段が出てきます。飛行機、鉄道、バス、それぞれ値段と移動時間が現れます。その中から、選んで申し込むとこのサイトだけで完結します。支払いは登録したクレジットカードより引き落とされます。

スマホにアプリを入れておくと、さらに便利です。

チケットは、スマホのアプリにログインして、画面をを見せるだけ。

安く予約できたので満足していたのですが・・日付を確認すると、一日ずれてました。というのは、使っているパソコンは日本時間になっています。夜の段階で、パソコン上では日付が動きます。それに気づかずに、さらに1日先の日付で予約してしまいました。

さて、予約したチケットはスペイン語。キャンセル方法がわかりません。

この辺かなと探りを入れてクリックしてみると、予約番号とメールアドレスを入れよと、出て来ました。神に祈る気持ちで送信してみると・・

キャンセル完了のお知らせ。

こう書くと簡単にできたように見えますが、メチャ頭はフル回転でした。再度、予約を取り直し、一安心。しかし、興奮したのか、その後眠れずに、睡眠不足の朝を迎えました。

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セビリア・サンタフスタ駅

初めてのスペイン鉄道の旅なので、タクシーで早めに駅に到着。さすが人口は約130万人の都市セルビア。スペイン南部の政治、経済、文化の中心地であるだけに駅も大きいです。

駅は近代的でゆったりしています。観光地だけあって、日本人の姿もちらほら見かけます。

駅構内図

意外にこんな情報が役に立ったりします。少なくとも、鉄道ファンにはヨダレものの情報です。

ホームの様子です。

ここから、マドリードバルセロナへの高速鉄道が発車します。

ホームへはバリアフリーで動けます。こんなところが、高齢者に人気の都市の所以かも。

時刻表です。

ここで、発車ホームや経路、途中の停車駅などが分かります。時刻表を見ていると・・列車の次の停車駅がホテルのすぐ近くの駅。

ありゃ、わざわざここまで来ることなかったようです。

カフェテリア

少し時間があったので、カフェオレとパン。

二人分で5.8ユーロ。まぁ、駅だからこんなもんでしょう・・

グラナダ行きの列車

列車は何のアナウンスもなく静かに出発。ホームに入ってから、それほど時間をおかずに出発です。ちょっと焦りました。日本の感覚に慣れていると、結構焦ります。

座席指定になっています。荷物は棚に上げていますが・・

入り口付近にも荷物置場があります。少し早めに乗らないと、すぐ一杯になります。

前後の幅はこんな感じ・・汚い足ですみません。

寝不足がたたり、ウトウトしながらの旅です。

せっかくの鉄道の旅がもったいない。外は、ひまわり畑が広がっています。

しかし、窓が汚れていてよく見えません。さすがというか、やっぱりスペインです。

おおらかですねぇ・・

その後、検札がありました。何かタブレットの注意書きを読まされ・・

眠たいし・・

わからないし・・

適当に返事をして・・

二時間後、何かアナウンス。

すると、みんな降りる支度をはじめました。まだまだ、到着までには時間があるのですが・・何でもない駅に到着。全員降ります。意味がわからないけど、私達もおります。人の流れとともに行き着いたところは、バス停。

グラナダ・・グラナダ・・とバスの運転手が叫んでいます。そのバスに荷物を預け、バスに乗ります。

降ろされた駅に貼っていたポスターからすると、セビリアグラナダの一部の区間、バスの代行運転になっていたようです。検札の時見せられたタブレットの文字に高速鉄道の工事・・

とか書いていたような・・

この意味だったのね・・

そんなこと、予約の時に知らされてないし・・

他の乗客も結構焦っていたし・・

さすがスペイン・・おおらかです。

ちょっと、イラつきますが・・

バスの旅

バスの荷物置き場に改めて荷物を預けます。

ゆったりとした綺麗なバスです。高速道路を走って、グラナダに向かいます。

窓が綺麗になったおかげで、車窓が楽しめるようになりました。こちらの方が良かったかも・・

噂に聞く白い村が見えてきます。

オリーブ畑が広がります。

途中、サービスエリアに立ち寄り、乗客を下ろしていきます。ここから、小さな車に乗り換え、駅まで送り届けるようです。

村が綺麗です。この付近で途中下車したくなる風景です。

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定刻にグラナダ到着。

終わり良ければ全て良しというところでしようか・・まぁ、疲れました。

タクシーがお客を待ち受けています。ここから、ホテルに向かいます。