どこかに行きたいなぁ〜旅行記〜

定年バックパッカー

ベルゲン鉄道でオスロからベルゲンへ、7時間の列車の旅


オスロ駅からベルゲンへ、ベルゲン特急の旅の始まりです。まずは、列車の車両案内、荷物置き場、座席、トイレ、車内販売メニュー、食堂車、列車時刻表をレポート。 オスロからヘーネフォス、イェイロ 、フロム鉄道の乗り換え地のミュルダール、ボス、そしてベルゲンへ。7時間の長い鉄道の旅でした。

オスロ駅

エスカレーターでホームへ。

しばらくすると、ベルゲン特急入線です

ベルゲン特急

チケット

オスロ駅ホーム

車両案内

荷物置き場

予想した以上にゆったりとした荷物置き場。

自分たちはリュックスタイルなので関係ありませんが、スーツケースで移動の方には大事な要素。

早めに乗り込んで確保したいところです。

座席

座席はゆったりとしています。

もう少しお金を出すと、もっといい席がありますが、これで十分。

USBで充電もできるし、wifiも飛んでいます。

座席の上にもみなさんの荷物がぎっしり。

駅が近づくとここに案内が出ます。

トイレ

流石にここのトイレは無料。

他にも車椅子用の大きめのトイレもあります。

車内販売メニュー

100クローネほど出せば買えるメニューが並びます。

しかし、パン一つで千円。

ちょっと悩みます。

 

食堂車

別に買いたいものがあったわけではないのですが、暇つぶしに偵察。

どうせということで、コーヒーを買いました。

セルフサービスでコーヒー入れて、お金を払っただけですが。

当然、カード払いです。

15:45、ほぼ定刻に出発。

7時間近くの列車の旅です。

オスロ郊外

しばらくは、オスロ市街を走ります。

街を出ると、湖が広がります。

ノルウェーらしい風景に興奮。

たくさんの写真を撮ってしまいました。

しかし、次第に飽きてきます。

列車からの写真となると、やっぱり列車を入れたくなります。

後ろの車両に乗った特権です。

所々で家が・・

 

野菜畑なども・・

教会の写真ではしゃいだりして・・

小さな村々を通過します。

ヘーネフォス Hønefoss

ちょっと大きめの街で停車。

この後は、さらに山の中に入っていきます。

 

こんな景色が3時間以上続きます。

かなり飽きてきます。

イェイロ Geilo

一度聞くと忘れない駅へ・・

イロイロと聞こえます。

この付近から観光地のようで、乗客が少しずつ降りていきます。

確かに、風景がからりとかわり、今までの森林が草原に変わります。

別荘でしょうか。

羨ましい景色が続き始めます。

森林限界が近づいてきたようで、木がパラパラです。

湖の横を延々と走ります。

この花の名前、なんでしょう。

ずっと咲いていました。

Ustaoset

列車のすれ違いです。

単線だと、始め気が付いたりして・・

ここから徐々に高度をあげていきます。

山の上にチラホラ白いものが・・

雪が残っているようです。

 

同じような風景が続くのですが、見飽きることもなく・・

ひたすら写真を撮ります。

少しずつ高度が上がり、雪が増えていきます。

氷河でしょうか。

真夏でこれですから、氷河に間違い無いようです。

そんな中に立つ小屋。

何でしょう・・

別荘かな・・

フィンセ Finse

と思っていたら、駅に着きました。

すごい数の自転車です。

そうなると、先ほどまで見ていた小屋はやっぱり別荘のようです。

この駅を過ぎると、ますますゆきげしきに・・

こんなところにも道路が・・

先ほどの自転車で走るようです。

まず日本では絶対にお目にかかれない風景。

高度が上がるにつれ、トンネルも増えてきます。

この付近が、ベルゲン鉄道で一番高いところのようです。

 

長いトンネルを抜けると、風景が一気に変わりました。

遠く眼下に線路が見え始めました。

これが有名なフロム鉄道のようです。

そうこうしていると、駅に入ってきました。

ここまでで5時間の列車の旅。

いやいや疲れました。

そろそろ降りたいところなのですが・・

ミュルダール Myrdal

ここでたくさんの人が降ります。

ここから、フロム鉄道に乗り換えて、フィヨルド観光に行く模様です。

私たちは、まずベルゲンに行き、帰りにフィヨルド観光の予定。

ここは、スルーです。

さて、列車は一気に高度を下げていきます。

ゴロゴロとした岩が減り、草原の景色に変わります。

すごくいい景色の中に、ポツンと一軒家。

どんな人が住んでいるのでしょう。

少しずつ家が増えてきます。

少しずつ木も増えてきました。

いい感じの風景です。

この付近は帰りはフロム鉄道を使うので見ることはありません。

川が見えてきました。

何でも無い川なのですが、すごい綺麗な水です。

そのまま飲めそうです。

山を乗り切ったところで街が見えてきました。

ボス Voss

この駅からも、氷河観光のバスが出ます。

私たちも帰りはこの駅で降りて、バスに乗り換え、ソグネフィヨルドに向かいます。

さて、ここから後1時間。

お尻も痛くなってきたことだし、ベルゲンの到着が待ち遠しい・・

それにしても、時刻は9時を過ぎているのですが、明るい。

さすが北欧の夏です。

風景は一気にフィヨルドの景色に。

これが海とは・・

穏やかな湾が続きます。

Arna

最後の停車駅を過ぎると・・・

やっと到着

約7時間の鉄道の旅が終わります。

ベルゲン駅到着

みなさん、全く疲れの様子もなく・・

思ったほど大きな駅ではなく、こじんまりした感じです。

さて、これからホテルへ。

予約したホテルは駅から歩いて五分ほどのところ。

疲れた体にはその距離がきつい。

後、ひと頑張りです。

それにしても、人生で一番車窓の綺麗な旅でした。